以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家アイデア投資家氏(ブログ「アイデア投資家」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年5月12日1時に執筆

前回、投資先の銘柄情報収集に役立つ株式投資ツールとして、「Yahooファイナンス」のアプリ版を紹介したが、今回第二弾としてマネックス証券提供の「銘柄スカウター」を紹介する。
「銘柄スカウター」は無料の企業分析ツールで、マネックス証券に口座を持つ方が対象である。

その機能の特徴として、3点挙げさせて頂く。
1. 企業の過去10年間の業績を、3ヶ月ごとに区切って業績を確認できる。
2. 企業の事業セグメントごとの業績を、ビジュアルで確認できる。
3. アナリストの業績予想や目標株価の推移と、実際の株価推移を重ね合わせて確認できる。

これらの機能がマネックス証券に口座を作るだけで、無料で使えるのは大変助かる。
それでは特徴を順番に見ていこう。

1. 企業の過去10年間の業績を、3ヶ月ごとに区切って業績を確認できる。
企業の過去10年間の業績を指数化したり、前年同期比の増減率として表示することができる。株価と業績の推移は中長期で連動すると考えているアイデア投資家としては、その見極めに役立つ機能である。

2. 企業の事業セグメントごとの業績を、ビジュアルで確認できる。
一番目の会社全体の業績と連動する形で、会社側開示のセグメント別業績がどう推移したかを確認できる。全体の業績と違って、その推移を見せる無料ツールはほとんどないので便利である。

3. アナリストの業績予想や目標株価の推移と、実際の株価推移を重ね合わせて確認できる。
営業利益や経常利益のアナリスト(外部)によるコンセンサス予想と、会社予想それぞれに対し、株価がどう推移したかを確認できる。これにより、どの程度業績予想と株価が連動しているか・していないのかを把握できる。またアナリストの株価目標と実際の株価の動きも確認でき、今後の株価予想を立てる参考にもなる。

いかがだっただろうか。
前回の「Yahooファイナンス」アプリ版、今回のマネックス証券「銘柄スカウター」と、投資先の目処が立っていて、詳しい情報を収集するのに便利なツール・サービスを紹介した。
次回は、「個別の企業や銘柄を選ぶ以前に、どんな企業を選べばいいのか分からない」という投資家向けに、便利なツール・サービスを紹介する予定だ。

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執筆者名:アイデア投資家
ブログ名:アイデア投資家




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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家アイデア投資家:話題の株式投資ツールで情報収集し、今後の投資に活かそう第二弾【FISCOソーシャルレポーター】