ビジョン<9416>は11日、Wiz(本社:東京都豊島区)と合弁会社としてビジョンアド(本社:東京都新宿区)を設立すると発表。訪日中国人旅行客をターゲットとしたインバウンドソリューションの厚みを加えるべく、資本業務提携先のJC Connect(本社:東京都新宿区)が日本におけるパートナー総販売代理店を持つ「大衆点評」の関連公式サービスの販売を開始する。

大衆点評は世界中の店舗情報と消費者によるレビューを掲載する中国最大の生活情報サービスプラットフォーム。飲食店だけでなく、ショッピングやエンターテイメント、ホテル、サロンなど3,300万件以上の登録店舗数がある。世界の1,000を超える国と地域をカバーし登録ユーザー数は6億人、月間アクティブユーザーは2.5億人に達する。日本を訪れる中国人海外個人旅行者の半数近くが大衆点評を参考にしているため、大衆点評に店舗掲載をすることで、中国での認知度を上げることができ、多くの日本企業にも注目されている。

販売ターゲットは、外食・サービス・小売業の店舗だが、ビジョンの情報通信サービス事業の主要顧客であり、同じく情報サービスで実績のあるWizと、相互のノウハウを共有して、本サービスに取り組むことで、一層の多くの顧客への案内を図る。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ビジョン---Wizと合弁会社ビジョンアドを設立、中国の「大衆点評」公式サービスを販売開始