オンコリスバイオファーマ<4588>は2日、2018年12月期第1四半期決算を発表した。売上高が前年同期比120.2%増の0.33億円、営業損失が3.02億円(前年同期は2.35億円の損失)、経常損失が3.10億円(同2.41億円の損失)、四半期純損失が3.11億円(同2.42億円の損失)だった。

医薬品事業の売上高は0.33億円(前年同期は売上高なし)、営業損失1.26億円(同0.90億円の損失)となった。がんのウイルス療法テロメライシン(R)(OBP-301)に関するMedigen Biotechnology Corp.(台湾 「メディジェン社」)からの開発協力金収入を計上した。

検査事業の売上高は120千円(前年同期は0.15億円)、営業損失は0.29億円(同0.23億円の損失)となった。血中浮遊がん細胞(CTC)検査薬テロメスキャンのアカデミアからの研究目的受託検査収入が生じた。

2018年12月期通期の業績予想については、売上高が前期比0.4%増の2.30億円、営業損失、経常損失、当期純損失がいずれも14.00億円とする期初計画を据え置いている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 オンコリスバイオファーマ---1Q売上高120.2%増、テロメライシンに関する開発協力金収入を計上