a) アイテム別売上高 アイテム別の売上高は、ヘルスケアウェアが前年同期比3.8%増の4,265百万円、ドクターウェアが同1.6%増の1,092百万円、ユーティリティウェアが同6.1%減の227百万円、患者ウェアが同11.4%増の969百万円、手術ウェアが同2.6%増の698百万円、シューズが同8.9%減の67百万円、その他が同2.4%増の97百万円となった。
b) 地域別売上高 地域別売上高では、東日本が前年同期比5.6%増の3,829百万円、中部日本が同7.1%増の811百万円、西日本が同0.5%減の2,659百万円、海外が同26.8%増の119百万円となった。東日本では、更新物件の順調なモデルチェンジによる受注増に加え、患者ウェアの拡販効果もあって全体の増収を牽引する結果となった。中部日本は市場性が小さく物件の多寡による影響が大きいが、この上半期は新規獲得の効果により増収を確保した。西日本では、更新物件は順調に推移したものの、新規獲得予定物件の下期へのずれ込みが発生し、前年同期比では若干の減収となったが、懸念される内容ではなかった。海外については、前期が大幅減収となったが、この上半期は大口物件の受注により大きく回復した。ただし、売上規模はまだ小さく、全体への影響は軽微である。
c) 商品別売上高 商品別売上高ではハイエンド商品が同11.4%増の523百万円、高付加価値商品が同6.6%増の3,864百万円、付加価値商品が同1.6%減の2,671百万円、量販品が同6.1%増の359百万円であった。ハイエンド商品では、従来のDCブランドは伸び悩んだものの自社ブランドの高価格品がけん引して、ハイエンド商品全体では増収を確保した。また市場のボリュームゾーンであり同社が最も拡販に力を入れている高付加価値商品は順調に拡大したが、一般的な付加価値商品は微減となった。量販品も売上規模は小さいながら増収を確保した。