デジタルアーツ<2326>は24日、企業・官公庁向けファイル暗号化・追跡ソリューション「FinalCode」において、暗号化ファイルを受け取った社外ユーザーがクライアントソフトをインストールすることなく閲覧できる「ブラウザービュー」機能を搭載したVer.5.4を、4月26日よりグローバルで提供開始することを発表した。

IRM(Information Rights Management:企業が保有・管理する機密情報ファイルに対して暗号化を施し、その利用状況を監視できる仕組み)製品は、ファイルを暗号化する側と受け取る側の双方でクライアントソフトをインストールする必要があり、暗号化されていないファイルを社外に送ることで生じる情報漏洩のリスクがあった。
「FinalCode」Ver.5.4では、社外ユーザーへ暗号化ファイルを送付する際、クライアントソフトがインストールされていないデバイスでも、ブラウザー上で暗号化ファイルを閲覧することができる「ブラウザービュー」機能を搭載。認証方式としてワンタイムパスワード認証を採用しており、ファイルを閲覧する際の個人の特定も可能なため、なりすまし防止等のセキュリティ対策も万全である。なお、本機能は、無償で利用可能とのこと。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 デジタルアーツ---「FinalCode」Ver.5.4を4月26日より提供開始