ドーン<2303>は9日、2018年5月期第3四半期(17年6月-18年2月)決算を発表した。売上高が前年同期比4.5%増の5.58億円、営業利益が同67.8%増の1.00億円、経常利益が同60.9%増の1.04億円、四半期純利益が同59.4%増の0.71億円となった。

「NET119緊急通報システム」を始めとする防災関連のクラウドサービスの全国的普及を目指して拡販に努めるとともに、地方自治体等の年度末に納期が到来する受託開発案件を確実に履行すべく開発に注力した。売上高については、受託開発売上の増加や地方自治体の防災関連のクラウドサービスの利用料収入の増加により、増収となった。利益については、売上高の増加に加え地図等の仕入が減少し、原価率が前年同期より5.1ポイント低下したため、各利益が増益となった。

2018年5月期通期の業績予想については、売上高が前期比5.3%増の8.30億円、営業利益が同20.0%増の1.50億円、経常利益が同17.6%増の1.54億円、当期純利益が同16.9%増の1.04億円とする期初計画を据え置いている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ドーン---3Q営業利益67.8%増、原価率の低下が増益に寄与