ユニリタ<3800>は4日、子会社のユニ・トランドがAI(人工知能)による対話型ロボットを開発するデジタルアテンダントに資本参加したと発表。

ユニ・トランドは、地方のバスによる2次交通を対象に、IoT技術とスマートデバイスを活用したバスの目的地検索や、位置情報検索システムを提供している。

今般の資本参加は、バス事業の利便性向上に向け、駅やバスターミナル・観光窓口等における双方向の情報提供サービスにAIを活用した対話型ディスプレイによる新サービス実現を、共同で開発することを目的としている。これにより、ユニ・トランドは、AIを活用した対話型接客ならびに応答サービスなどさまざまなサービス拡張と技術革新に対応したサービス進化を継続的に進化させる体制を構築できる。

ユニリタでは、中期経営計画(2018年度~2020年度)において、本体ならびにグループ各社の特長を活かし、業界に特化したSaaS事業の展開を掲げている。今回の資本参加も、この戦略に則ったものとなる。

今後、ユニ・トランドは地方のバス交通の利便性を高め地域活性化につなげる事業拡大と、技術革新に対応したサービス進化を構築していく意向。




<MH>

情報提供元: FISCO
記事名:「 ユニリタ---子会社ユニ・トランドが、AI対話型ロボット開発会社デジタルアテンダントに資本参加