芙蓉総合リース<8424>は3月30日、東大発の乳がん検査機器開発ベンチャー、Lily MedTech(本社:東京都文京区)とリース・レンタル等のスキーム開発・販売促進を目的とした資本業務提携をしたと発表。芙蓉総合リースは、Lily MedTechが実施する第三者割当増資の引受を行った。
Lily MedTechは、東京大学と共同開発を進めている医用超音波技術を活用した乳がん検査機器の開発を2020年の販売に向け行っている。
本検査機器は、ベット型で、中央部のカップに乳房を入れて検査できる。リング状のエコー装置が360度囲み、上下に動くことで測定・可視化する。従来の乳がん検査の課題である検査時の精神的・身体的負担、技師・読影の習熟度への依存をなくし、日本人に多いマンモグラフィでの診断が困難な高密度乳腺者に対しても高精度のガンを検出することが可能になるという。
芙蓉総合リースは、中期経営計画において、医療・福祉を戦略分野の一つとしているため、今後も、同分野の発展に貢献していく考え。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 芙蓉総合リース---東大発の乳がん検査機器開発ベンチャー、Lily MedTechと資本業務を提携