芙蓉総合リース<8424>は3月30日、同社子会社アクリーティブ<8423>のタイ現地法人Accretive(Thailand) Co.,Ltd.が、シナネン<8132>の新設現地持株会社Siam Sinanen Co.,Ltd.へ出資を行うと発表。シナネンは石油・LPガス・電力ガス・電力販売・エネルギーソリューションを展開している。
アクリーティブグループは、Accretive(Thailand)を通じ、タイにて債権買取を中心とした金融サービスを提供している。一方シナネンは、日本国内で磨いた再生可能エネルギーや省エネ・省コスト提案を始めとする総合エネルギーサービスの海外展開を加速させている。そうした中、シナネンより芙蓉総合リースを通じ、タイに現地法人を持ち金融サービス機能を有するアクリーティブに、現地進出後の事業展開における連携要請があり、今回の出資にいたった。
これにより、両社は関係強化を図り、タイにおいて、シナネンの事業展開に伴い発生するエネルギー分野のファイナンスニーズへの対応や、既存事業のノウハウを活用したサービス内容の向上等、事業シナジーの創出を目指す。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 芙蓉総合リース---子会社がタイの新設会社に出資