アウトソーシング<2427>は30日、オランダの人材サービス会社OTTO Holding B.V.の発行済み株式56%を取得し、子会社化すると発表した。取得対価は91.66億円。

同社グループは、2017 年1月にドイツへ進出し、主に製造業へのスキルワーカーの派遣事業を行っている。一方OTTOは約40社のグループ企業を抱え、オランダとポーランドを中心に、欧州において国境を越えた雇用サービス分野で一定の地位を築いている。

アウトソーシングは、OTTOグループ約40社とのシナジーにより、欧州における人材採用ネットワークを確立し、国境を越えた人材流動化を推進することで、欧州のみならず、グローバル規模での業容拡大を加速していく方針だ。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 アウトソーシング---オランダOTTO Holding B.V.を子会社化。海外での業容拡大を加速