夢展望<3185>は30日、2018年3月期業績の大幅な改善により、2017年3月期の債務超過を解消する見込みとなったことを発表。同社は、2017年3月期において、連結債務超過となり、上場廃止に係る猶予期間入り銘柄となっていた。

同社の2017年3月期の個別決算における債務超過額は5.33億円であったが、ブライダルジュエリーの販売を主な事業とするトレセンテ(本社:東京都中央区)の連結子会社化により同社グループの連結資本が5.69億円増加した。また、中核事業であるアパレル事業や新規事業であるRIZAPグループ<2928>はじめ、各グループ企業へのコンサルティング事業が好調に推移したことに加え、トレセンテからの債権取立益による特別利益や、同じく連結子会社である夢新開発(香港)有限公司からの配当金受領もあり、2018年3月期の個別決算では債務超過が解消されることが確実な状況となったもよう。

なお、2018年3月期の有価証券報告書を提出し、連結債務超過解消を正式に発表した後に、猶予期間の解除がされる見通し。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 夢展望---通期業績の大幅改善により債務超過の解消を見込む