RIZAPグループ<2928>は14日、連結子会社であるエンジェリーベの株式を連結子会社のマルコ<9980>に譲渡し、孫会社化したと発表。エンジェリーベは、マタニティ及びベビー向けウェアや雑貨、内祝いギフトなどを提供し、産前から産後までをトータルにサポートする通信販売事業を展開している。

マルコは、心と体型の美の追求を経営理念に掲げ、補整下着の提供を中心とした事業を展開している。今後は、より一層多くの女性に美しく輝く人生を送れるように総合的なサポートの提供を目指し、新商品・サービスの開発・提供に積極的に取り組むことを方針としている。

マルコがエンジェリーベを完全子会社化し経営統合することで、適切かつ迅速な経営判断が可能となる事に加え、次のようなシナジー効果を見込んでいる。1)マルコは、これまで妊娠・出産を機に関係が希薄化する顧客が数多く存在したが、エンジェリーベとの連携により妊娠、出産及び育児期の顧客との接点を継続することができ、顧客との関係を強化する2)双方の顧客基盤を活用した相互送客による新規顧客の獲得や、補完関係の強い両社の販路におけるシナジー(マルコは全国206店舗による販売が中心、エンジェリーベはネット販売など通信販売が中心)及び運営ノウハウを活用することで、より多くの顧客の商品・サービスの提供に繋がる3)双方のこれまで培ってきた女性向けの商品・サービスの開発・提供ノウハウを活用し、顧客のニーズに対応した新たな商品・サービスの開発・提供の実現。

なお、今回の株式譲渡については、2018年3月通期の業績に与える影響については軽微であるとしている。


<MW>

情報提供元: FISCO
記事名:「 RIZAPグループ---子会社エンジェリーベの孫会社化を発表