オープンドア<3926>は9日、2018年3月期第3四半期(17年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比40.1%増の29.72億円、営業利益が同14.8%増の9.96億円、経常利益が同14.4%増の10.00億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.0%増の6.09億円となった。当四半期は旅行需要が一時的に下がる時期であるため、費用対効果を勘案してテレビCMは実施していないが、認知率の向上も起因し、増収増益となった。

旅行関連事業は、国内及び海外の旅行サイトとの直接連携を加速させることで商品情報の拡充を図るとともに、ユーザー要望の強い空席表示対応商品を拡大し成約率を増加させ、収益率の向上に努めた。
2018年3月期通期の連結業績予想ついてはレンジ開示を行っており、売上高が前期比23.5~33.5%増の37.00~40.00億円、営業利益が同19.9%減~20.1%増の8.00~12.00億円、経常利益が同20.5%減~19.3%増の8.00~12.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同24.1%減~13.8%増の4.80~7.20億円とする期初計画を据え置いている。なお、同日、設立 20 周年記念株主優待実施を発表し、現行の株主優待制度に加え、3,000 円分のクオカードを贈呈するとしている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 オープンドア---3Qは2ケタ増収増益、設立 20 周年記念株主優待実施を発表