アトラエ<6194>は13日、2018年9月期第1四半期(2017年10月-2017年12月)決算を発表した。売上高が前期比31.2%増の4.96億円、営業利益が同50.4%増の1.50億円、経常利益が同49.2%増の1.48億円、四半期純利益が同49.2%増の1.02億円となった。

成功報酬型求人メディアGreenは、引き続き求人企業と求職者のマッチング効率向上のためのコンテンツの拡充、ビッグデータ解析によるレコメンド精度の向上をはじめとした登録者数の増加施策としてWebマーケティングの強化、新規登録求人企業獲得強化のための施策など、様々な取り組みを実施している。第1四半期の新規登録求人企業は175社(前年同期比19.9%増)、入社人数は543人(前年同期比36.8%増)となった。また、Greenに次ぐ新規事業として、組織改善プラットフォームwevox及び完全審査制AIビジネスマッチングアプリyentaを立ち上げている。wevoxは、昨年5月の正式リリース以降、既に導入企業は250社を超えるとともに、幅広い業種・業界の企業にサービスの提供を行っている。また、認知拡大及び新規利用企業数の最大化を目的とし、アドバンテッジリスクマネジメント<8769>と業務提携契約を締結した。yentaは、当四半期においても、前事業年度に引き続きユーザー獲得に尽力するとともに、Android版アプリの有料機能をリリースするなど、サービス価値を高めるべく機能開発を行っている。
2018年9月通期の業績予想は、売上高が前期比22.9%増の22.49億円、営業利益が同18.9%増の6.65億円、経常利益が同17.9%増の6.55億円、当期純利益が同14.7%増の4.53億円とする期初計画を据え置いている。

また、同日に1対3の株式分割を発表した。効力発生日は2018年4月1日となる。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 アトラエ---1Qは2ケタ増収増益、「Green」、「wevox」が好調に推移。1対3の株式分割も発表