極東貿易<8093>は9日、2018年3月期第3四半期(17年4~12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比0.6%増の430.58億円、営業利益が同43.2%減の3.99億円、経常利益が同7.4%減の9.53億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同2.3%増の7.27億円となった。

機械部品関連部門が着実に業績を伸ばしたものの、基幹産業関連部門の資源開発機器関連事業と電子・制御システム関連部門の航空電子関連事業の落込みなどにより、売上高は前年同期に比べ2.37億円増加したが、売上総利益は、前年同期に比べ1.75億円減少した。

2018 年3月期通期連結業績予想の修正については、基幹産業関連部門の鉄鋼事業の大口案件の翌期への納入延期と、電子・制御システム関連部門の航空電子事業と産業素材関連部門の北米における樹脂・塗料事業の落込みにより売上高、営業利益並びに経常利益は当初の予想に比べ下回る見通しとなった。親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益が見込まれるため当初の予想を上回る見通しとなった。

2018年3月期通期については、売上高が前期比5.7%増の630.00億円、営業利益が同37.0%減の7.50億円、経常利益が同17.7%減の13.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同18.4%増の12.50億円と連結業績予想を修正した。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 極東貿易---3Qは売上高が0.6%増、機械部品関連部門の業績が着実に伸長