Jストリーム<4308>は30日、2018年3月期第3四半期(2017年4-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比5.9%増の42.54億円、営業利益が同16.4%減の1.98億円、経常利益が同16.0%減の2.06億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同50.1%増の2.10億円となった。

配信事業は、医薬系企業によるオンライン講演会等の情報提供に関連するライブ配信案件の受注が前年に比べ大きく伸長した。また報道関連の大容量情報配信案件があり、ネットワーク売上増につながった。これらの結果、当事業は2ケタ増収となった。

制作・システム開発事業は、WEB制作関連ではスポーツ関連情報サイトの開発や医薬オウンドメディアの構築、企業の海外販売向けサイトの構築等を実施し、前年同期並みの推移となった。映像制作は医薬系企業での利用を中心に販売促進を図ったが、子会社を含め軟調となった。またシステム関連としてTV局VOD配信の追加開発を実施した。

2018年3月期通期については、売上高が前期比10.5%増の61.00億円、営業利益が同4.8%増の3.50億円、経常利益が同0.9%増の3.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同1.8%増の2.10億円とする期初計画を据え置いている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 Jストリーム---3Qは売上高が5.9%増、ライブ配信案件の受注が大きく伸長