■業績動向

3. 財務状況と経営指標
明光ネットワークジャパン<4668>の2018年8月期第1四半期末の財務状況は、総資産が前期末比758百万円減少の18,556百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現預金が1,040百万円、有価証券が200百万円それぞれ減少した。また、固定資産では保有有価証券の時価上昇等により投資有価証券が561百万円増加した。

負債合計は前期末比747百万円減少の4,150百万円となった。流動負債では未払法人税等が768百万円、前受金が125百万円減少し、固定負債では繰延税金負債が129百万円増加した。また、純資産は前期末比11百万円減少の14,405百万円となった。その他有価証券評価差額金が290百万円増加した一方で、配当金の支払い等により利益剰余金が301百万円減少したことによる。

経営指標を見ると、負債の減少により自己資本比率は前期末の74.5%から77.5%に上昇し、有利子負債比率も0.5%と実質無借金経営を維持しており、財務内容は良好な状態が続いていると判断される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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情報提供元: FISCO
記事名:「 明光ネット Research Memo(5):豊富な手元キャッシュと実質無借金経営で財務内容は良好