日立金<5486>は大幅反落。前日に第3四半期決算を発表し、18年3月期通期の営業利益見通しを800億円から680億円に下方修正している。従前から下振れ懸念はあったものの、修正幅は市場の想定以上だった。耐熱鋳鋼やアルミホイールなどの素形材事業のほか、原料・エネルギーコスト上昇で特殊鋼、磁性材料も下振れとなった。
中期計画最終年度である来期の利益目標達成も厳しくなったとみられている。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 日立金---大幅反落、素形材事業低迷やコスト上昇で想定以上の業績下方修正