ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』1月4日放送において、AMBITION <3300>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

最初に紹介するのは証券コード<3300>東証マザーズ上場のAMBITIONです。

AMBITIONは、都心で若年層向けマンションのサブリース事業を中心に不動産関連サービスを展開する急成長企業です。主力はサブリース事業であり、「かりあげ王」のブランドで展開しています。「不動産SPA」のコンセプトのもと、賃貸仲介事業「ルームピア」「バロー」、売買事業「かいとり王」、開発事業「ADAM」などを通じて、顧客の様々なライフステージに適応する事業を行っています。

主力はプロパティマネジメント事業であり、特に東京23区のDINKS・単身者向けマンション・デザイナーズマンションなどを借り上げてサブリース(転貸)する点に特徴があります。サブリース戸数は2017年9月末時点で8,920戸です。賃貸仲介事業は、首都圏17店舗において自社物件を始めとする賃貸物件の仲介を行っており、サブリース事業を援護する存在です。また、首都圏の中古マンション流通の活況を背景に、購入・リノベーション・入居率向上・売買を行うインベスト事業も業績は補完する存在です。

AMBITIONは、2017年10月3日に投資用デザイナーズマンションを開発・販売するヴェリタス・インベストメントの全株式を取得することを発表しました。ヴェリタス・インベストメントは、高付加価値で個性的なマンションを手掛けるプロ集団として定評があり、東京 23 区のプレミアムエリアと呼ばれる地域を中心に投資用マンションの開発及び販売の実績があります。AMBITIONとヴェリタス・インベストメントは以前から、ヴェリタス・インベストメントが開発したマンションの約半分を同社がサブリースするという関係を築いてきており、そもそも事業の親和性は高いです。

2018年6月期通期の連結業績予想は、売上高が前の期と比べて51.4%増の220億7000万円、営業利益が前の期と比べて73.4%増の5億500万円を見込んでいます。主力のサブリース事業は、期初の計画どおり10,000戸を計画しており成長をけん引する見込みです。2017年10月からヴェリタス・インベストメントを連結した分、業績は上方修正されました。現状は抑え目の予想となっていますが、今後の統合効果の精査により、売上高及び各利益はさらに上方修正される可能性も高いです。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送



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情報提供元: FISCO
記事名:「 AMBITION---ラジオNIKKEIマーケットプレス1月4日放送