以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家スマイルマン氏(ブログ「脱サラSの急騰銘柄監視日記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年12月27日18時に執筆

株ブログ『脱サラSの急騰銘柄監視日記』を執筆しているスマイルマンといいます。

このレポートが年内最後になるかと思います。

1年間ご愛読頂きまして、本当にありがとうございました。来年も参考になる良い内容をお届けできるように頑張りますので、宜しくお願い致します。

さて、今回は2018年の相場展望について個人的に考えていることを書きたいと思います。

2018年も基本的には下目線で考えています。

あと2営業日残っていますが、参加者も少ないこの状況で大きく動く可能性は低く、日経平均は高値圏で年内を終えると思います。正直、2017年の日経平均が2万円を大きく超えて終わるとは夢にも思っていなかったです。相場の難しさを痛感した1年でした。

2017年は年初書いたとおり9月から12月の年末に大きな下落が来ると思っていましたし、それを自分のなかで決め付けていた部分もあり、この大きな上げにまったく対応できませんでした。

これは大きな反省です。

しかし2018年は下目線と書きましたが、同じように考えている個人投資家の方が多い印象を受けますので、目先は大きく上昇してくる場面もあるかと思います。

なのでそこは臨機応変に対応していった方がいいでしょう。

2018年も引き続き下目線と書いているのは、景気のピークが過ぎていると思っているからです。

特に米国は2018年の半ばからリセッション入りすると思っているので、きっかけとなる何か大きな出来事が起きると思っています。

今の段階で考えているのは、リスクマネーが最も向かっているのが仮想通貨なので、ここの値動きに何か異常が出るのではないかということです。なので仮想通貨の値動きは注視しておく必要があります。

異変が起きるとしたら、まずはここか金利に表れると思っています。

あとは、現在の株式市場ではあまり気にされていませんが、北朝鮮情勢が非常に気掛かりです。

北朝鮮情勢は日に日に悪化していっており、最悪のシナリオとして米国が軍事行動に出る可能性も十分あると思っています。

もちろん、軍事衝突が起きれば隣国の日本も大きな被害が出ることは避けられないと思いますので、起きてほしくはありません。しかし、可能性としてはゼロではないことを頭に入れておく必要はあるかなと。

2017年は米国の約30年ぶりとなる大きな税制改革が支えとなり、右肩上がりの相場上昇を見せました。

これが年末に成立し、織り込まれたことからも、ここからの一段高には新しい材料が必要だと考えています。

2018年は米国株全体が大きく盛り上がる材料がなく、高値圏でもみ合うような展開になるのではないかと思っています。

そのもみ合っている最中に、北朝鮮かどうかは分かりませんが何か悪材料が飛び出し、調整していくという感じで考えてます。

答えは来年にならないと分かりませんが、リスク自体は世界中にあることを認識し、何が起きてもいいように準備しておくことと、自分で相場展望を考えることは非常に大事だと思っています。時間のある方は是非してみて下さい。

大事なことは当たるかどうかではなく、自分で考えることだと思います。その経験が結果として投資家としての自分をステップアップしてくれるはずです。

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執筆者名:スマイルマン
ブログ名:脱サラSの急騰銘柄監視日記


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情報提供元: FISCO
記事名:「 個人投資家スマイルマン:2017年の反省と2018年の相場展望について【FISCOソーシャルレポーター】