2. マーケット別動向 Digital Electronicsの売上高は前年同期比7.6%(4,598百万円)増の64,742百万円となった。前年同期と比べて変動が大きかった製品分野のうち、黒物家電は3,522百万円の増収となった。内容はテレビ、モニター用の大型液晶パネル向け部材が中心とみられる。テレビ、モニターでは有機EL等新型表示装置への代替は中小型ほど差し迫った状況ではないため、エレマテック<2715>の中では成長が続いている。TOY・ホビーはゲーム機の販売台数増加により同社からの部材供給も増加して増収となった。モバイル端末は一部部材の需要回復が見られたものの、供給先企業の端末の販売台数が落ち込み、同社も減収となった。