(4) First Easternとの協業推進 2015年12月に締結した香港の大手投資グループFirst Easternとの資本業務提携は、大型ファンドの組成と投資活動を共同で行うことを目的としたものである。その第1弾として、インバウンド関連等の国内企業を投資対象としたグローバルファンドを設立(100億円)する方針としている。立ち上がりまでに時間を要してきたが、推進のための部署を新設するとともに、国内向けの共同出資ファンド設立に向けていよいよ実務レベルの協議が開始したようだ。同社では、10億円規模のパイロットファンドの設立(スモールスタート)により、早期実現を優先させたい考えのようだ。