シノケングループ<8909>は、投資用アパート・マンションの販売が主力。請負工事、不動産賃貸管理、LPガス供給、介護関連事業なども。「リノベ×民泊」事業を開始。アパート販売は前年実績を上回るペースで推移。17.12期2Qは2桁増収増益。

同社は11日、2017年12月期の期末配当予想の増配を発表した。

前回予想の22.50円から5円増配の27.50円(普通配当22.50円、特別配当5.00円)としている。

2017年12月期の通期連結業績予想として経常利益110億円を開示しているが、期末時点における経常利益が当初予想比10%増の121億円を超えることが見込まれる場合、特別配当金として期末に5円の増配を予定していた。

今期は、不動産販売事業におけるアパート販売・マンション販売が計画以上に推移したことから、経常利益が121億円を超えることが見込まれるため、特別配当金として5円増配を実施することになった。

すでに実施された中間配当を含めた年間配当金は、前回予想の45 円から50円となる。

アパート販売は前年実績を上回るペースで推移し、マンション販売もデザイナーズ物件の販売が順調。不動産管理関連事業は管理戸数の増加等が寄与。エネルギー事業も伸びる。17.12期通期は2桁増収増益を見込む。業績上振れ期待が引き続き株価上昇をサポートへ。

会計期/実予/売上高/営業利益/経常利益/純利益/EPS/配当
17.12期連/F予/105,000/12,500/11,800/8,100/486.81/45.00
18.12期連/F予/118,000/13,250/12,550/8,600/516.86/49.00
※単位:百万円、円、F予:フィスコ予想。予想執筆日:2017/10/26



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情報提供元: FISCO
記事名:「 シノケングループ---期末に特別配当実施へ。アパート販売・マンション販売が計画以上に伸張