ナノキャリア<4571>は4日、同社の遺伝子デリバリー技術を適用した医薬品の開発について、アキュルナ(本社:東京都文京区)と国内外の再実施権付独占的ライセンスの優先交渉契約を締結すると発表した。

契約一時金に加え優先交渉権期間の経過年数に応じた対価を受領する。また、同社はアキュルナへ追加出資をすることも決定した。今回の優先交渉権対象技術は、ボロンエステル型DDS技術。血中では化学結合によって核酸を安定的に保持、細胞内では高濃度に存在するATPと反応させて核酸を放出させる遺伝子デリバリー技術。
アキュルナは薬物送達システムを応用した医薬品などの研究開発を事業としている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ナノキャリア---アキュルナへの優先交渉権付与および追加出資を決定