Jトラスト<8508>はアジアにおいて金融事業を展開しているホールディングカンパニー。11月13日に発表した第2四半期の連結決算は、営業収益414億円(前年同期比6%増)及び営業利益41億円(前年同期比20倍)と拡大。今後はポテンシャルの高い東南アジアを中心にリテールファイナンスに注力していく方針である。

先日行われたインタビューの中で、同社 藤澤社長は「当社は個人にファイナンスを提供しているので、商品ではなくお金を提供することになります。インドネシアでは当社が経営している銀行を通してマイクロファイナンス事業を拡大することで、人々が農機具や生活必需品などを購入することができます。当社は現地の方々の生活の質を向上するために融資を行っております。ある程度生活の質が向上した段階で、次は主要なもの以外の製品購入に対し、資金提供を行います。これは先進国が発展してきた過程と同じパターンで進むと思います。」と、東南アジアにおける展望を述べている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 Jトラスト---東南アジアでの業容拡大をめざす