オウケイウェイヴ<3808>は21日、子会社のOKEIOSがアイテック阪急阪神(本社:大阪市福島区)と業務提携を締結したと発表。ブロックチェーン技術を応用した医療健康プラットフォームを活用し、医療・ヘルスケアデータの利活用に関する事業を共同で推進することを目的としている。

OKEIOSは、オウケイウェイヴの医療情報子会社で、ブロックチェーン技術やAI技術を活用した研究開発およびサービス提供などを行っている。一方、アイテック阪急阪神は、医療・ヘルスケアにおける各種システムの開発・販売を行っている。

世界有数の長寿国となった日本では、健康寿命の延伸が社会課題となっている。この課題と向き合うためには、医療・ヘルスケアデータの情報流通プラットフォームの構築と適切な運用が必要とされている。アイテック阪急阪神は、医療・ヘルスケアデータを利活用した新たなサービスの構築、データ流通基盤事業への進出を検討していたが、この課題への取組みについてOKEIOSと目指す方向が合致し、今回の業務提携に至った。

アイテック阪急阪神は、同社のコーポレートベンチャーキャピタルを通じて、OKEIOSの第三者割当増資を引き受けた。両社は、お互いのノウハウや事業基盤を利活用することで、事業の推進を図る狙い。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 オウケイウェイヴ---医療情報子会社がアイテック阪急阪神と業務提携を締結