樹脂加工領域で自動車部品事業、住宅設備事業を展開している児玉化学工業<4222>は１７日、同社が開発を進めていたガラス繊維マットプレス新工法による製品が、新型「ＬＥＸＵＳ ＬＳ」の後部座席構造材に金属代替部材として採用されたことを発表した。
新工法は従来工法では困難とされていた均一な長繊維ガラスの分散を維持しつつ、複雑な形状の賦形を可能にし、成型後の後処理工程においても効率的かつ高精度のトリミング加工等を実現した。

今後は新工法による炭素繊維等の他素材への展開を進め、より高い物性を実現する製品を開発するとともに、更なる金属製品の代替、金属部品とのモジュール化を目指すとしている。同社は海外での事業構造、資本構造を転換させたことで2017年3月期に債務超過を解消。現在は収益上向きが期待できる状況となっている


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情報提供元： FISCO
記事名：「 児玉化学工業---ガラス繊維マットプレス新工法による製品が新型「ＬＥＸＵＳ ＬＳ」に採用 」