TOKAIホールディングス<3167>は、LPガスを中心としたエネルギー・住生活関連事業、情報通信事業などを展開。静岡県地盤。電力小売で東京電力と提携。液化石油ガス事業は需要家件数が増加。顧客獲得・切替防止策などが奏功。18.3期2Qは増収。

同社は16日、100%子会社であるTOKAIコミュニケーションズ(以下TOKAI COM)が、静岡県藤枝市が2017年6月に公募を行った「IoT*1(LPWA*2)プラットフォームを活用した公共テーマ型実証実験事業」に応募し、採用されたことを発表した。

「脅威を可視化する統合監視ソリューションEnvigilant TM*3」を用いて、富士山静岡空港と藤枝駅間を結ぶアクセスバス車両内外の大気状況と車内環境を可視化し、市民や観光客の安心安全の向上に寄与する実証実験を、藤枝市のIoT(LPWA)プラットフォーム上で行う。

TOKAI COMは、グループの中核会社として、個人向けおよび法人向けに幅広いITサービスを提供している。今回の藤枝市による公募の審査(提案競技方式)において、これまでの豊富なICTソリューションで培った通信事業者、データセンター事業者、クラウドサービス事業者、およびシステムインテグレータとしての技術・ノウハウが高く評価されたとのこと。

同社は今後もTOKAI COMを通じ、グループがもつデータセンターや広域光ファイバーネットワーク、システム開発力を駆使し、総合的なICT ソリューションを社会に提供していく考え。

*1:IoT「Internet of Things」の略で、センサーやデバイスといった「モノ」がインターネットを通じてクラウドやサーバに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組みのこと。
*2:LPWA「Low Power Wide Area」の略で、データ転送速度は低いが、消費電力が少なく、長距離通信が可能な無線通信のこと。
*3 Envigilant TM:アライドテレシスが提供する統合監視ソリューション。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 TOKAIホールディングス---静岡県藤枝市の公共テーマ型実証実験事業に採用