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また、従来連結基準では、営業収益が前年同期比54.4%増の25.47億円、営業利益が同232.0%増の7.14億円、経常利益が同483.6%増の6.40億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が4.93億円(前年同期は0.64億円の損失)となった。
自己勘定及び同社グループが管理運営するファンドからの投資実行額は、前年同期から増加し総計で17社、前年同期比54.5%増の21.66億円となった。
また、同社グループの自己勘定及び同社グループが管理運営するファンドからの投資残高は、186社、190.89億円(前期末196社、165.58億円)となった。
プライベートエクイティ事業においては、主に国内及び中国で投資を行い、同社グループの自己勘定及び同社グループが管理運営するファンドからの投資実行額は、前年同期比7.5%増の6.53億円となった。投資回収については、既にIPOを果たした国内企業の株式売却を進めたが、国内の未上場企業の株式売却が前年同期に比べ減少した。
再生可能エネルギー投資事業の投資実行額は、前年同期比90.4%増の15.12億円となった。既存プロジェクトへの追加の投資を行ったほか、2件の新規プロジェクトに投資を行った。他方、4件、合計36.0MW(うち同社持分22.0MW)のプロジェクトを売却した。
その結果、第2四半期末現在において投資をしているプロジェクトは、売却や回収した案件を除き、合計で21件、104.6MWとなった。このうち同社が出資した持分に帰属する部分は59.6MWとなった。
また、第2四半期において6件、合計20.4MWのプロジェクトが完成し、新たに売電を開始した。
投資先企業からのIPOは海外1社となった。
第2四半期末における同社グループが管理、運用又は投資情報の提供を行っているファンドの運用残高は、15ファンド、232.99億円(前期末15ファンド、287.53億円、前第2四半期末17ファンド、367.58億円)となった。
2018年3月期通期の連結業績予想については、合理的な業績予想が困難なため行っていないが、投資家の利便性を図るべく、業績予想に代えて数値の合理性は低いが「従来連結基準による見込値」を開示している。
それによると、営業収益が47.00億円、営業利益が7.50億円、経常利益が5.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が4.70億円の見込み。3期連続の黒字を目指している。
第2四半期累計実績の進捗率は、営業収益で54.2%、経常利益で116.4%、親会社株主に帰属する当期純利益で105.0%に達するが、不確定要素が大きいため、「従来連結基準による見込値」の上方修正は行っていない。
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