プラッツ<7813>は2日、2018年6月期第1四半期(2017年7~9月)の連結決算を発表した。売上高が前年同期比44.5%増の13.30億円、営業利益が0.21億円(前年同期は0.03億円の損失)、経常利益が258.3%増の0.83億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が157.8%増の0.60億円となった。

福祉用具流通市場では、福祉用具貸与制度を利用した特殊寝台利用件数の増加をうけ、販売実績は前年同期比55.3%増の10.55億円となった。

高齢者施設市場では、介護保険制度における特別養護老人ホーム等の施設サービスを提供する事業所数等の増加や新規開拓等の営業活動を前期に引き続き強化したことで、販売実績は前年同期比7.6%増の1.79億円となった。

家具流通市場では、一般ベッド及び医療介護用電動ベッドの需要の減少を背景に、販売実績は前年同期比2.1%減の0.45億円となった。

海外市場では、中国や東南アジアで高齢化が進み、同社グループでは、連結子会社を中心に高齢者施設の案件獲得に注力した結果、販売実績は前年同期比80.5%増の0.51億円となった。

なお、同社及び連結子会社における医療介護用電動ベッドの総販売台数は前年同期比27.0%増の1.0万台となっている。

2018年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比14.4%増の58.00億円、営業利益が同10.6%増の2.25億円、経常利益が同21.9%減の3.35億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同28.4%減の2.50億円を見込んでいる。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 プラッツ---1Qは引き続き新規開拓等の営業活動を強化したことで増収、損益は大幅改善