MCJ<6670>は2日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.7%増の559.64億円、営業利益が同15.2%減の35.11億円、経常利益が同21.1%減の35.29億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同24.3%減の23.84億円となった。

各利益が減益となった要因は、前上半期には実施していなかったテレビCMを含めた広告宣伝を積極的に行い、知名度向上のための大規模な先行投資を行ったことによるものとしている。売上は当初計画を上回って推移し、利益については当初計画通りの展開でありながら、減益幅は計画比で縮小している。

パソコン関連事業については、テレビCM及びWeb広告等のマスメディア向けの広告宣伝効果や、欧州でのモニタ販売が引き続き好調となったことから、売上高は前年同期比11.3%増の542.63億円となった。その反面、当期上半期において積極的に広告宣伝を展開したことにより、営業利益は同12.7%減の34.23億円となった。

総合エンターテインメント事業については、前期上半期におけるフランチャイズ店舗出店に伴う一時的な収益計上に加え、当第2四半期において、不採算店舗を2店舗閉店したこと及びホテル開業に伴う先行費用が発生したこと等により、売上高は前年同期比4.0%減の17.23億円、営業利益は同27.9%減の1.52億円となった。

2018年3月期通期は、売上高が前期比5.7%増の1,149.53億円、営業利益が同7.2%増の80.00億円、経常利益が同6.8%増の80.13億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.8%増の54.70億円とする期初計画を据え置いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 MCJ---2Q売上高10.7%増、高付加価値等PCや欧州のモニタ販売好調によりパソコン関連事業が順調に推移