木徳神糧<2700>は27日、主力の米穀事業における米穀の集荷・販売・加工等に関し、全国農業協同組合連合会(全農)と業務提携すると発表した。

同社は、米穀卸では国内トップクラスの規模を誇る。しかしながら、人口の減少や少子高齢化の進行による米消費量の減少や、食生活の多様化が進んでいること、また、平成30 年産米からの生産調整の見直し等、国産米に係る農業政策も大きな転換期を迎えている。

このことから同社は、成長戦略の一環として、全農との間で水田営農の持続的発展と国産米の需要拡大及び輸出強化、ならびにごはん食を通じた食生活の維持・向上を実現するため、業務提携をおこなうという。

今後は、互いの経営資源を有効活用して事業の発展及び企業価値の向上に資する体制を構築し、実需者への精米販売に連携して取り組むとともに、消費者ニーズに応える作付推進を協力していく意向。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 木徳神糧---全農と業務提携を発表