ハウスコム<3275>は26日、2018年3月期第2四半期(2017年4月-9月)決算を発表した。営業収益が前年同期比6.3%増の49.09億円、営業利益が同5.5%増の3.25億円、経常利益が同7.8%増の3.29億円、四半期純利益が同6.1%増の2.06億円となった。

直営店6店舗を出店したことで第2四半期末店舗数は直営店163店舗、フランチャイズ1店舗の合計164店舗となった。新規事業の育成も着実に進めており、一昨年度より開始したリフォーム事業は、6月に四箇所目の営業拠点を横浜市内に開設し、10月には静岡と名古屋にも営業所を開設するなど、サービス提供エリアを拡大している。

店舗数の増加を背景に仲介手数料収入や周辺商品の取次料収入などが伸長するとともに、リフォーム事業の拡大も営業収益の増加に寄与した。費用面では、新規出店・店舗数の増加による経費の増加や人員の補充等による人件費の上昇、リフォーム事業拡大に伴うリフォーム原価の増加等の営業費用の増加要因がある一方で、WEBを中心としたマーケティング施策の見直しが進むことで販売促進費・広告宣伝費の増加が当初計画よりも大幅に抑えられたこと等により、全体としては費用増加が抑制された。

2018年3月期通期の業績予想は、営業収益が前期比7.1%増の108.22億円、営業利益が同6.6%増の10.09億円、経常利益が同5.9%増の12.47億円、当期純利益が同6.0%増の8.03億円とする期初計画を据え置いている。



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情報提供元: FISCO
記事名:「 ハウスコム---2Q増収増益、通期でも増収増益を見込む