ソルクシーズ<4284>は10月2日、SBIホールディングス<8473>の子会社SBIバーチャル・カレンシーズとの間で、仮想通貨の交換および取引サービスにおけるシステム構築を支援することで合意したと発表。

今回、ソルクシーズが支援することで合意したSBIバーチャル・カレンシーズは、仮想通貨の交換および取引サービスを提供する。ソルクシーズはシステム構築分野やクラウド技術における実績と技術的知見を活かし、仮想通貨の取引所運営事業におけるシステム構築を支援する。

ビットコイン等の仮想通貨は、新しい決済ツールとして注目を浴びており、既に活発な取引が行われている。政府や当局の方針も明らかになりつつあり、仮想通貨を取り巻く事業環境は整備されてきている。また、SBIホールディングスは28日に決済用プラットフォーム「Sコインプラットフォーム」の構築プロジェクトの開始による「Sコイン」の導入を発表しており、本交換・取引サービスにおいても取り扱う可能性が高く、今後の利用拡大に伴い、ソルクシーズにおいても関連事業の拡大が期待できる。

ソルクシーズはFinTechのほか、IoTや自動運転、ロボットなどの最先端技術分野でも注目されている。今回の合意により、さらにFinTechを活用したビジネス拡大への期待が集まるだろう。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ソルクシーズ--- SBIグループが主導する仮想通貨の交換および取引サービス構築の支援で合意