パイプドHD<3919>は29日、2018年2月期第2四半期(2017年3月~2017年8月期)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.2%増の25.17億円、営業利益が同6.2%増の4.33億円、経常利益が同4.0%増の4.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同56.4%増の2.92億円となった。

情報資産プラットフォーム事業に関しては、各種サービスの新機能の提供開始、営業活動の積極的な展開を実施し前年同期比増収増益となった。広告事業に関しては、競争環境の激化や一部大手クライアントの予算縮小などの影響を受け減収減益となった。しかし引き続きインターネット広告市場は好調であることから、営業強化及びサービス品質向上による売上拡大をはかるとしている。

ソリューション事業に関しては、個別性の高い課題や人手不足による課題を抱える企業等に対して、当社グループが提供する複数のサービス連携を含めた最適なソリューションを提供しており、前年同期比増収増益となった。

2018年2月通期の業績予想は、売上高が前期比10.4%増の53.00億円、営業利益が8.45億円、経常利益が同3.4%減の8.35億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同16.2%増の4.70億円とする期初計画を据え置いている。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 パイプドHD---2Qはプラットフォーム、ソリューション事業好調で増収増益