■業績動向

3. 財務状況
サイバーリンクス<3683>の2017年12月期第2四半期末の総資産は前期末比214百万円減の5,205百万円となった。流動資産は同325百万円減の1,953百万円となったが、主に現預金の減少121百万円減、受取手形・売掛金の減少226百万円による。固定資産は同111百万円増の3,252百万円となったが、主に土地の取得による有形固定資産の増加125百万円、償却による無形固定資産の減少37百万円、投資その他の資産の増加23百万円による。

流動負債は同305百万円減の1,160百万円となったが、主に買掛金の減少99百万円、短期借入金等の減少200百万円による。固定負債は同37百万円減の481百万円となったが、主に約定弁済による長期借入金の減少25百万円による。この結果、負債合計は同343百万円減の1,641百万円となった。

純資産は四半期純利益の計上などによる利益剰余金の増加等により同129百万円増の3,564百万円となった。

4. キャッシュ・フローの状況
2017年12月期第2四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは498百万円の収入であったが、主な収入は税引前四半期純利益295百万円、減価償却費185百万円、売上債権の減少226百万円等で、主な支出は仕入債務の減少99百万円、未払金の減少94百万円等であった。投資活動によるキャッシュ・フローは330百万円の支出であったが、主な支出は有形固定資産の取得238百万円、無形固定資産の取得85百万円等であった。財務活動によるキャッシュ・フローは289百万円の支出であったが、主な支出は短期借入金の返済200百万円、配当金の支払額63百万円であった。

この結果、期中の現金及び現金同等物は121百万円減少し、期末残高は354百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 サイバリンクス Research Memo(5):季節性(中間期)により総資産は減少だが、自己資本比率は67.8%と安定