a) 介護保険制度 介護保険制度は、40歳以上の国民が納める保険料と税金で運営されている。運営主体は、市区町村になる。65歳以上の人が、市区町村から審査により「要介護認定」(要介護または要支援)されると、介護サービスを受けることができる。また、40歳から65歳の人でも、初老期の認知症や脳血管疾患などの老化が原因の特定疾患により要介護、要支援状態になると介護サービスを受けることができる。認定を受けた人は、ケアマネージャーが作成するケアプランに基づき、要介護度に応じて様々な介護サービスを受けることができる。