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「CADA-BOX」の稼働は、大同病院(愛知県)、HITO病院(愛媛県)に次いで3病院目。
「CADA-BOX」は、患者が自分のカルテ情報を管理・閲覧できる、患者向け無料サービス「カルテコ」を付帯した病院向けの仕組み。MDVは、「CADA-BOX」を経由し、詳細でリアルタイムな診療データベースの構築を狙う。同社はすでに、国民の7人に1に相当する診療データを保有・利活用しているが、「CADA−BOX」経由のデータが蓄積されれば、2025年には8,000億円になるとも言われる医療ビッグデータ市場に先鞭をつけられそうだ。
恵寿総合病院は、物流管理システムや統合電子カルテを全国の病院に先駆け導入するなど、日本で最先端のITを活用した取り組み積極的に行っている。医療業界におけるIT先駆病院が採用したことで、導入スピードに大きくドライブがかかりそうだ。
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