以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家わらしべ氏(ブログ「テンバガーへGO!わらしべのブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年8月29日22時に執筆


フィスコソーシャルレポーターのわらしべです。

【人気銘柄の条件はテーマ性・Wテーマ株に注目しておきたい】

私はテンバガー(10倍株)になりえる人気銘柄の条件として「テーマ性」を重視しております。

しかしながらその「テーマ」が市場からの注目を集めるタイミングは予想が付きません。2つのテーマ「Wテーマ」を内包した銘柄であれば、いずれかの「テーマ」が注目されれば良い訳ですから理論的に人気化する確率は高まると思っております。

そこで「Wテーマ」を内包している銘柄としてテクノアルファ<3089>に注目してみたいと思います。


テクノアルファ<3089>
JASDAQスタンダード

【事業概要】

エレクトロニクス事業・マリン・環境機器事業・システムインテグレーター事業・サイエンス事業・その他事業(開発)等を事業展開しています。


【有機EL関連・バラスト水処理関連のWテーマ株】


【有機EL関連】

同社はLCD(液晶ディスプレイ)やOLED(有機ELディスプレイ)のパネルに使用される光学用粘着剤、偏光板などの部品・材料、また、その製造工程で使用される偏光板カッター、LCD評価装置、ガラス・液晶基板洗浄剤などの装置、消耗部材などを取り扱っています。

※次期新型iPhoneでは有機ELディスプレイを備えたモデルがラインナップされる可能性があると報じられており、有機EL関連は今後も需要の伸びが期待される「テーマ」と考えられます。

【バラスト水処理関連】

同社のマリン・環境事業部門では「浸漬型SiCフィルター・膜」を手掛けており、同社HPによれば海水の処理に有効であり、2016年12月にはイタリアに「船底汚水処理」の機器の納入実績があると記載されています。「バラスト水」は船底に貯めておく海水であり、「浸漬型SiCフィルター・膜」は汚水(海水)の浄化機器であることから「バラスト水処理」関連と考えられます。

※船舶に積載されている「バラスト水処理」に関しての国際条約が2017年9月8日から発効されることから「バラスト水処理」関連は「テーマ」として注目されるものと考えられます。2017年9月8日の発効が近づくにつれて関連銘柄は注目されるものと考えられ、テクノアルファも関連銘柄の一角としてクローズアップされる可能性もあるでしょう。


【エレクトロニクス事業で大型案件を連続受注しており受注は好調】

同社はH29年5月25日の開示でエレクトロニクス事業において大型案件「1億2千万」の受注をしており平成29年11月期第3四半期または第4四半期の売り上げとなる見込、また、H29年6月27日の開示ではエレクトロニクス事業で大型案件「1億1千万」の受注をしており平成29年11月期第4四半期の売り上げとなる見込と発表しています。

大型案件の連続受注による売上高は2案件で合計「2億3千万」であり同社の前期売上高は26.62億であることから(今期会社計画売上高は未開示)前期年間売上に対する今期大型受注2案件合計売上高のウェートは8.64%となり、ポジティブインパクトは大きいと考えられます。


【11月株主優待は1,000円のクオカードを進呈】

同社は株主優待制度を導入しており、11月末権利日100株以上保有で1,000円分の同社オリジナルクオカードを進呈しています。また、今期期末配当は25円(会社予想)が予定されていることから配当+株主優待で長期保有するメリットもありそうです。

株価1,190円(2017年8月29日終値)


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執筆者名:わらしべ
ブログ名:テンバガーへGO!わらしべのブログ





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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家わらしべ:テクノアルファはバラスト水処理関連・有機EL関連のWテーマ株