※CIM(Construction Information Modeling/Management)…建設事業の調査設計、施工、維持管理の各段階で発生する必要な情報(地形等の3次元データ情報等)を関係者間で情報共有することで、建設生産システム全体の効率化を図る取り組み。
b) 海外コンサルタント領域 海外売上構成比を2017年5月期の2.7%から2021年5月期に10%まで引き上げていく。売上規模としては613百万円から30億円程度までに拡大する計算となる。海外拠点の増設やアライアンスの推進(同業他社、現地企業や大学、研究機関等)を積極的に推進し、アジアやアフリカ地域での事業拡大を目指していく。分野的には道路・交通、水供給、廃棄物・再生可能エネルギー等の従来、実績の多い分野を柱として、今後の需要拡大が見込まれる防災(地震・洪水対策)、都市計画等の分野にも積極展開していく方針となっている。
c) インフラマネジメント領域 インフラマネジメント領域の売上高構成比について、2021年5月期に20%水準を目指していく。2017年5月期は受注ベースで14.1%、受注高で3,735百万円の水準だったが、2021年5月期には6,000百万円規模まで売上を拡大していくことになる。社会インフラについては道路や橋梁等の老朽化対策の需要が旺盛であり、運営、維持管理の受注拡大を図るとともに、官公庁だけでなく民間工事の施工管理、発注者支援、計測・調査・解析及び計測機器のレンタルから施設管理まで、民間(高速道路運営会社含む)をターゲットに受注拡大を目指していく。