3. 東南アジア金融事業 東南アジア金融事業では、東南アジアで最大の人口を持つインドネシアで銀行業及び債権回収事業を展開する。同社では新しいファイナンススキームによりASEAN諸国に活力をもたらす意気込みである。ライツ・オファリングで得た資金により、銀行業の現・PT Bank JTrust Indonesia, Tbk.(以下Jトラスト銀行インドネシア)を傘下に収めた。債権回収業のPT JTRUST INVESTMENTS Indonesia(以下Jトラストインベストメンツインドネシア)とともに、同社グループでは東南アジア金融事業が第3の収益の柱に成長し、グループの業績をけん引することを期待している。既に、経営陣の刷新や、店舗や人員の最適化等を実施し、再生に向けてスピードを加速している。東南アジア金融事業の利益拡大が、同社グループ全体の今後の業績を大きく左右することになる。
5. 非金融事業 同社グループでは、非金融事業として総合エンターテインメント事業、不動産事業、システム事業等を展開している。なかでも、アミューズメント事業子会社のアドアーズ<4712>JASDAQ(2017年10月1日より(株)KeyHlderに商号変更予定)の強みである店舗立地を活用し、既存店舗と人気アニメ等のキャラクターコンテンツを絡めたコラボレーション企画等を積極的に推進している。アドアーズでは、2016年12月にはグリー<3632>と共同開発したVRアトラクションが体験できるVRエンターテインメント施設(仮想現実を体験するアトラクション)「VR PARK TOKYO」をオープンした。