以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家わらしべ氏(ブログ「テンバガーへGO!わらしべのブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年8月15日22時に執筆

フィスコソーシャルレポーターのわらしべです。

【複数テーマ・到来する時期が決まっているテーマに注目したい】

私はテンバガー(10倍株)になりえる人気銘柄の条件として「テーマ性」を重視しております。しかしながらその「テーマ」が市場からの注目を集めるタイミングは予想が付きません。「複数テーマを」内包した銘柄であれば、いずれかの「テーマ」が注目されれば良い訳ですから理論的に人気化する確率は高まると思っております。また、到来する時期が決まっているテーマであれば先回りすることも可能なのでその点にも注目しています。そう言った「複数テーマ」を内包している銘柄としてアサカ理研<5724>に注目してみたいと思います。

アサカ理研<5724>

JASDAQスタンダード

【事業概要】

都市鉱山などからの貴金属リサイクル、光触媒、水処理事業を通じて、地球環境保全に貢献するエコビジネスを展開しています。

主たる事業は電子部品屑等から貴金属を回収する貴金属事業と、エッチング廃液を再生し、銅を回収する環境事業、子会社のアサカ弘運株式会社は、主に貴金属事業及び環境事業の運搬業務を行っています。


【レアメタルリサイクル実証事業は18.9月期から収益化へ】

同社は、福島県いわき市にあるいわき工場において、レアメタル含有スクラップからの有価物リサイクル実証事業を実施しています。同事業は「平成28年度地域復興実用化開発等促進事業」に採択されています。

H29年8月4日に発表された「H29,9月期第3四半期決算短信」によれば

「レアメタルリサイクル実証事業は今後も注力し、研究開発の成果による売上・利益への貢献は翌連結会計 年度以降を予定しております」とコメントされています。

※今年に入ってレアアース(レアメタル)相場は上昇傾向にあることから今後の業績拡大が期待されます。


【バラスト水管理条約は2017年9月8日に発効】

船舶に積載されている「バラスト水処理」に関しての国際条約が2017年9月8日から発効されます。同社は「バラスト水処理」を環境事業の水処理グループで「研究テーマ」として取り組んでいることから(同社HPより引用)「バラスト水処理」関連銘柄と言えます。

2017年9月8日の発効が近づくにつれて関連銘柄は注目されるものと考えられ、アサカ理研も関連銘柄の一角としてクローズアップされる可能性もあるでしょう。


【2016年10月20日には2,543円の高値をマーク】

昨年は2016年8月15日の終値1,035円から同年10月20日には2,543円の高値をマークしています。

ひとたび人気化すれば動きは軽く上値の高い銘柄と言えるでしょう。

株価1,416円(2017年8月15日終値)


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執筆者名:わらしべ
ブログ名:テンバガーへGO!わらしべのブログ





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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家わらしべ:アサカ理研はレアアース関連・バラスト水処理関連のWテーマ株