以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家もきち♪氏(ブログ「もきちのきもち 株とコンピュータ編」「もきちのきもち ゼロから始めるテクニカル分析編」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年7月23日24時に執筆

7月22日に名証 IR EXPO 2017に行ってきました。

名証 IR EXPOは、毎年この時期に名古屋証券取引所(以下名証)が名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)で開催しています。

主に名証上場企業のIR担当者から直接話が聞ける、個人投資家にとっては貴重なイベントです。

今年は7月21日(金)と22日(土)の2日間開催されました。

もきち♪は3年連続で参加していますが、毎年暑い。いや。夏だからというだけではなくて、参加者の熱気がすごいのです。

◆会場の概要
会場は、ブースなどが出展しているメイン会場と、証券会社が主催する協賛セミナー会場に分かれています。

メイン会場では、名証の新興市場であるセントレックス単独上場企業から、トヨタ自動車<7203>のように東証1部・名証1部重複上場企業まで95社と、証券会社等27社のブースが出展されています。

また、株主優待グッズを展示しているコーナーが設けられていたり、特設ステージでは著名人などの名証主催セミナーが行われていたりします。

協賛セミナーは4会場で、14の証券会社がそれぞれに趣向を凝らしたセミナーを開催しています。

◆展示ブース
上場企業だけでも95社がブースを出展していますので、全てのブースを回るのは大変です。でも、このようなイベントでは普段あまり意識していない企業の話を聞けることがありがたかったりします。

普段から監視している企業でわからないことはIR窓口に直接問い合わせれば、多くの場合は丁寧に対応してくれます。

IR担当者が個人投資家に丁寧に対応できないような企業では、製品やサービスも「推して知るべし」です。

このようなイベントの展示ブースでも同じだと思います。

とても全ては書ききれませんが、今回個人的に面白かったのが福島印刷<7870>と竹田印刷<7875>です。

デジタル社会になって、印刷業界は生き残りが大変です。紙の印刷の需要が減っていますし、格安価格で受注するネット印刷も増えています。

そんな状況で、この2社は独自の強みを持って、紙の印刷で頑張っています。

福島印刷<7870>(名証2部)は、ダイレクトメールなどが得意で、企業から顧客データを預かって、顧客管理や圧着はがきなどの形式提案、実際の発送まで一括して実施しています。

竹田印刷<7875>(名証2部)は、徳川美術館の名品カレンダーに代表される高品位印刷で勝負しています。ノベルティで源氏物語のメモ帳をいただきましたが、表紙の印刷が高品質で家族にも好評でした。

◆全体の感想
このようなイベントは、普段とは違う視点を得るいい機会だと思っています。

ただ、名証2部単独上場銘柄だったりすると流動性が低く、なかなか買えなかったりなかなか売れなかったりしますので注意が必要です。

とは言っても、95社のIR担当者と直接話ができる貴重なイベントです。個人で95社のIR担当者とコンタクトをとるのは大変です。

機会があればこのようなイベントに参加するのもいいかと思います。

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執筆者名:もきち♪
ブログ名:もきちのきもち 株とコンピュータ編
もきちのきもち ゼロから始めるテクニカル分析編


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】もきち♪:名証 IR EXPO 2017に行ってきました