ぱど<4833>は6月22日に行われた株主総会で、インターネットメディアのぐるなび<2440>の元副社長、藤田明久氏を取締役副社長に招聘すると発表した。

藤田氏は、ぐるなびの前職が電通であり、電通ではデジタル広告の経験が豊富である。ぱどでは紙偏重のフリーペーパー事業からの脱却におけるキーパーソンとして、RIZAPグループ<2928>がぱどの買収時に発表した「メディアグループ構想」の実現を牽引することが期待されている。

また、7月6日にインターネットコミュニティの老舗「ぱどタウン」を、7月21日をもってサービス終了することを発表した。同サイトの閉鎖により、今後既存サービスの選択と集中がさらに進むことになり、多種多様な事業を展開するRIZAPグループにおいてメディア戦略の中核を担う企業としての変身を図っている。早期の黒字化を目指し、RIZAPグループ傘下で経営再建を図るための改革が進んでいる。


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情報提供元: FISCO
記事名:「 ぱど---新体制への移行に伴い、サービスの選択と集中による改革が加速