ソルクシーズ<4284>は13日、同社が提供するIoTによる見守り支援システム「いまイルモ」を使って、施設利用者の離床や離座(トイレ)を検知し、ナースコールで通知するシステムの実証事業を開始したと発表。社会福祉法人善光会(東京都大田区)の特別養護老人ホーム「フロース東糀谷」にて実証を行う。

本実証事業では、既存の見守りセンサーやドアセンサー、離床センサー、トイレセンサー、非接触バイタルセンサーを組み合わせて、施設利用者の離床、離座を検知し、既設のナースコールで施設従事者に通知するシステムの検証を行う。ナースコールを利用することで、通常「いまイルモ」の通知受信に必要であったスマートフォン等の端末を携帯する必要がなくなる。

約1ヶ月間(予定)の実証事業を経て、信頼性や業務効率を検証したのち、老人ホームや高齢者住宅等の集合住宅での実用化を目指す考え。これまで一般住宅での見守り支援を主なターゲットとしてきた「いまイルモ」だが、今回の実証事業を契機に、施設での利用拡大を図っていく。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 ソルクシーズ---IoTによる見守り支援システム「いまイルモ」、ナースコール連携実証事業を開始