ピクスタ<3416>は10日、同社が運営する写真・イラスト・動画素材のマーケットプレイス「PIXTA(ピクスタ)」の韓国語サイトを開設したと発表。
同社では、2013年に東・東南アジア地域への事業展開を開始。これまでに台湾、タイ等に拠点を置き、営業・マーケティングおよび素材を投稿するクリエイターの発掘・サポート等の活動を行っている。

韓国のデジタル素材市場は、韓国ローカル及び欧米系の低価格定額制ストックフォトサイトが主流となっており、年々デジタル素材のニーズが高まっている。しかし、十分な種類とボリュームを供給できておらず、PIXTAのように多くのローカルクリエイターから作品を集めるマーケットプレイス型のサービスはまだ存在していないことから、3月に連結子会社化したTopic Images(韓国)と共に準備を進め、今回、韓国語サイトを開設した。
日本で培った低価格デジタル素材マーケットプレイス運営ノウハウと、Topic Images社が有する韓国ローカルコンテンツ及びクリエイター、コンテンツ制作基盤、顧客基盤等の経営資源を効果的に活用することで、韓国の未成熟な低価格帯マーケットプレイス型デジタル素材市場の拡大とシェア獲得を目指す考え。

第一段階としてまずは、韓国ローカルコンテンツの充実を図り、2017年内に26万点のローカルコンテンツの販売を目指すとしている。


<MW>

情報提供元: FISCO
記事名:「 ピクスタ---デジタル素材マーケットプレイス「PIXTA」の韓国語サイト開設を発表