出光興産<5019>は大幅反落。国内外で公募増資を実施して約1400億円を調達すると発表している。公募株数は4800万株、発行済み株式数の3割に当たる規模となる。創業家の保有比率を引き下げることで、昭和シェル<5002>との合併実現を目指す狙いが大きいとみられる。合併に向けての前進とも受け止められるが、希薄化の大きさを嫌気する動きが先行。
一方、昭和シェルは合併前進を好感して買いが優勢に。

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情報提供元: FISCO
記事名:「 出光興産---大幅反落、大幅な希薄化を伴う公募増資の実施を嫌気