以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家スマイルマン氏(ブログ「脱サラSの急騰銘柄監視日記」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年6月28日17時に執筆

株ブログ『脱サラSの急騰銘柄監視日記』を執筆しているスマイルマンといいます。

今回ご紹介するテーマである教育ICTも今後注目度が上がる可能性が高いとみており、関連銘柄は監視しておくのがいいでしょう。

こちらも関連銘柄の業績に変化が見られ始めたことから、最近監視レベルを上げたテーマになります。

今はまだ一部の銘柄にとどまりますが、今後業績の変化が確認できる銘柄が出てくれば、テーマ全体で盛り上がる可能性があるのではないかとみています。

シード・プランニングの調査によりますと、2015年度の教育ICT市場は186億円だったとのことですが、2020年度には約8.3倍の1547億円となることが見込まれており、市場全体が大きく拡大していくことから関連銘柄の受ける恩恵は大きいと言えるでしょう。

また東京五輪が開催される2020年に向けてこの教育分野でも大きな変化があり、これも大きな材料になるのではないかと思います。

2020年をメドに全国の小中学校、高校でデジタル教科書が導入される方針が文部科学省から発表されたことや、小学校でプログラミング教育の必修化が検討されていることからも、今後教育ICTが注目される機会は増えてくるでしょう。

その教育ICT関連銘柄のなかでも業績が拡大し始めた、もしくは高成長が続いている関連銘柄をご紹介させて頂きますので、参考にしてもらえたら幸いです。

チエル<3933>

教育用ソフトやシステムの企画、開発等を手掛けています。学校教育向けICT活用を支援しており、社会人・企業内研修市場にも参入しています。

同社は小中学校用のデジタル教材や教務支援システムをはじめ、高校、大学向けにも教育ICT関連製品を展開していることから、教育ICT関連の本命銘柄として注目されています。

株価は2016年に大相場を見せた後、狭いボックス圏で動いていますが、業績自体は順調に成長していることから上昇余地は大きいとみています。テーマ性、業績を兼ね備えた銘柄なだけに今後に注目です。

システム ディ<3804>

業種特化型パッケージソフトを開発、販売している会社です。私立学校用とスポーツジム用が主力となります。また地方公会計ソフトは累計ユーザーが500団体以上に拡大するなど成長中です。

同社は6月13日に発表した第2四半期決算が市場の想定を超える数値だったことから注目を集めている教育ICT関連銘柄となります。

新規事業として取り組んでいる公教育ソリューション事業と公会計ソリューション事業が躍進していることからも、ここからの業績急拡大への期待が高い銘柄と言えます。

売上が第2、第4四半期に偏ることには注意が必要ですが、それを差し引いても上方修正が狙える可能性がある銘柄だとみています。

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執筆者名:スマイルマン
ブログ名:脱サラSの急騰銘柄監視日記


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情報提供元: FISCO
記事名:「 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家スマイルマン:今後注目度が上がること間違いなし!?教育ICT関連銘柄に注目!