■会社概要

2. 沿革
リアルワールド<3691>は、現代表取締役社長である菊池誠晃(きくちまさあき)氏により、クラウドメディアである「Gendama」の事業展開を目的として2005年7月に設立された。2006年7月にはポイント交換を主目的とした(株)ポイントスタイルを設立(2011年11月に吸収合併)。さらに、2008年12月に作業をこなして貯める、クラウドソーシングサービス「CROWD」を開始し、事業基盤を拡大。2011年4月にはサイバーエージェント<4751>から「ライフマイル」を事業譲受し、買物をしてポイントを貯めるクラウドメディアサービス「ライフマイル」を開始し、現在の事業基盤が整った。

アジア地域における市場調査及びクラウド事業展開をにらみ2011年12月にシンガポール、2012年7月にインドネシアへそれぞれ子会社を設立した。一方、国内では、2014年12月に知的財産に関する総合コンサルティング事業を行うマークアイを子会社化。クラウドソーシングの事業基盤の強化・拡大を狙った動きを加速している。

また、2016年2月には、クラウドソーシングに限らず、派遣、住宅ワークなど、様々なライフイベント(結婚・妊娠・出産・子育てなど)に対して多様な働き方を支援する「ワークエコシステム」の確立を目的として、(株)リアルキャリアを設立すると、同年4月には、注目されるFinTech分野への参入を視野に入れ、ブロックチェーン・テクノロジー等の新技術の調査・研究・サービス展開への実証、クラウドファンディング、金融及び事業投資を目的として(株)REAL FINTECHも設立した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)


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情報提供元: FISCO
記事名:「 リアルワールド Research Memo(3):FinTech分野や在宅ワーク等への参入により、事業領域の拡充を図る