いちご<2337>は、28日、保有する太陽光発電所2件(パネル出力計 約3.6MW)について、いちごグリーンインフラ投資法人<9282>に譲渡することを決定し、契約を締結したと発表。譲渡されるのは、1年以上の稼働実績と安定的なキャッシュフローを見込む、いちご山口秋穂西ECO発電所と、いちご山口佐山ECO発電所。本譲渡による、いちごグリーン<9282>の資産規模は15発電所、取得価格115億円、29MWとなる。

同社の運用するいちごグリーン<9282>は、同社が培ってきた再生可能エネルギー発電施設の運営管理ノウハウを最大限活用し、太陽光発電所等に投資を行うインフラ投資法人である。現在、中国地方に発電所を保有していないため、本譲渡はポートフォリオのさらなる分散に寄与し、気候による収益の変動を小さくすることが期待できるようだ。

あわせて10ヶ年の運用状況および分配金の予想修正も発表。2018年6月期(第3期)~2026年6月期(第11期)における各期の分配金は7.1%から17.7%増配となる見込みとしている。




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情報提供元: FISCO
記事名:「 いちご<2337>---国内インフラ資産(太陽光発電所2件)を譲渡